平成18年9月第286回定例会の結果(平成18年9月15日更新)

平成18年9月第286回定例会は、8月28日に開会し、9月15日までの19日間の会期で行ないました。
9月定例会本会議(第1日)において、専決報告案件3件、市民病院事業・水道事業会計の平成17年度決算認定2件、一般会計や特別会計、水道事業会計の平成18年度補正予算案件5件、条例案件12件、事件決議8件の計30議案が提案され、市長から提案理由説明が行なわれました。
特に今議会では、三田市で職員による相次ぐ不祥事が発生している事態を受け、新たに「三田市公益目的通報者保護条例案」と「三田市職員倫理条例案」が提案されました。

• 三田市公益目的通報者保護条例
  「公益目的通報」を制度化しようとするものです。公益目的通報とは、三田市政の運営上、違法行為等があった場合やありそうな確固たる情報がある場合、弁護士で構成する第三者機関「行政監察員」に三田市職員が通報することをいいます。また、この条例は、通報した職員が不利益な取扱いを受けないようにします。
• 三田市職員倫理条例
  三田市の職員は市民全体の奉仕者であり、その職務は三田市民から負託された公務です。この条例は職員の職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、公務に対する市民の信頼を確保することを目的としています。

本会議(第2日及び第3日)においては、11人の議員が質問にたち、市政について、さまざまな観点から質問を行いました。

本会議(第4日)において、市長から提案されていた「三田市公益目的通報者保護条例」「三田市職員倫理条例」を含む30議案は、いずれも可決、承認、認定しました。

「三田市公益目的通報者保護条例」の可決を受け、職員等が不正の防止を目的に通報(公益目的通報)する窓口となる行政監察員に弁護士の土井憲三(どいけんぞう)氏を選任する議案が提出され、これに同意しました。

今年2月から調査を続けてまいりました「三田地域振興株式会社の管理運営等調査特別委員会(百条委員会)」の調査結果報告が本会議(第4日)に委員長から行われ、これをもって調査を終了し、同委員会を廃止しました。

市長提出議案

（30議案）

市長追加提出議案

（第4日提出)