三重県鳥羽市との友好都市宣言

更新日:2022年03月31日

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 江戸時代の三田藩主、九鬼氏ゆかりの三田市と三重県鳥羽市の友好都市提携にむけた調印を7月1日に行いました。

この提携によって両市は、歴史、文化、スポーツ、教育、観光、防災など幅広い分野にわたって交流を深めていきます。

400年の時をこえた九鬼氏の縁が両市を結びつけました

鳥羽市と三田市は、九鬼水軍で知られる戦国武将九鬼氏と深いつながりがあります。

戦国時代に水軍を率いた九鬼嘉隆は鳥羽城主として迎えられます。江戸時代に入り、子孫たちは家督をめぐる騒動を起こし、江戸幕府の意向で内陸の三田に移封。1633年(寛永10年)、嘉隆の孫の久隆が初代三田藩主となりました。

九鬼氏がかつて治めていた鳥羽から内陸・三田に移封されて約400年。両地域には、九鬼氏にまつわる共通した歴史文化や史跡など、深い結びつきがあります。

市民文化の交流

三田市と三重県鳥羽市との交流は、平成11年以来、市民団体の交流が深まり、近年では三田まつりにおける櫂伝馬船乗船体験、九鬼水軍太鼓と三田太鼓の共演など、両市の市民文化交流が活発に進んできています。

これまで培われてきた相互の友好関係をより一層深め、交流・友好の精神を次代を担う世代にも継承し、永きにわたる両市の繁栄を目的として友好都市提携を宣言することとなりました。

この提携をもとに三田市と鳥羽市は、互いの市の特色を活かしまちづくりを展開していきます。

三重県鳥羽市との友好都市宣言調印式典

この度、これまで培われてきました両市の理解と信頼をより一層深め、将来にわたる友好の精神の礎を築くとともに、相互の繁栄に貢献するものとするため、三田市と鳥羽市は「友好都市宣言」をすることになりました。

日時

平成23年7月1日(金曜日)午後1時~午後3時30分

会場

三田市総合福祉保健センター多目的ホール

参加

296人

参考写真

舞台の上で、法被を着た人たちが並んで太鼓をたたいている写真

オープニング:三田太鼓

記念事業「海と山の九鬼氏・交流フォーラム」

「海の九鬼」パネラー

石原 義剛さん 鳥羽・海の博物館館長

「山の九鬼」パネラー

三浦 俊明さん 三田市史編さん専門委員代表・関西学院大学名誉教授

司会・コーディネーター

門垣 登志子さん ハニーFM放送局長

花が飾られた白い長机に、二人の男性が着席している写真

市民交流報告会

鳥羽探検隊・海と山の九鬼氏ゆかりの市民交流会報告

御案内

浦口 久子さん 鳥羽郷土史会

参考写真

「三田市・鳥羽市友好都市宣言調印式」と書かれた垂れ幕の前で、二人の男性が書類にサインしている写真

三田市・鳥羽市「友好都市宣言」調印式典

  • 三田市長、鳥羽市長あいさつ
  • 三田市議会議長、鳥羽市議会議長あいさつ
  • 来賓と参加団体の皆様の紹介
  • 調印
友好都市宣言

友好都市宣言

兵庫県三田市と三重県鳥羽市とは、九鬼氏を中心とした歴史・文化において、深い結びつきがあることから、民間団体を中心に様々な交流を進めてきた。

今まで培ってきた相互の友好関係をより一層深め、その交流・友好の精神が次代を担う青少年の礎となり、両市の繁栄に貢献するものとするため、さらに絆を強めることに合意した。

三田市と鳥羽市は、互いの価値観を尊重しながら、歴史文化、スポーツ、教育、観光、防災など幅広い分野にわたり、末永く手を携えることにより、互いの理解と信頼を深めていくことを確認し、ここに友好都市として提携することを宣言する。

平成23年7月1日

兵庫県三田市長 竹内 英昭 三重県鳥羽市長 木田久主一

宣言書を持ち、手を固くつなぎあっている4人の男性の写真

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この記事に関するお問い合わせ先

地域共創部 市民協働室 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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