野生動物に遭遇したら(クマ・マムシ・ハチ・サル)

更新日:2024年11月28日

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クマに遭遇したら

クマに遭遇したら

秋~冬にかけて、冬眠に備えてクマがエサを求めて活発に行動する時期です。ハイキングやキノコ採集などで山林に入る機会も多いと思いますので、クマの被害に遭わないためにも以下の対策をお願いします。

  • ハイキングなどで森林や山に入るときは、鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、常に音を鳴らしながら行動しましょう。
  • クマは夕方から早朝にかけて、人里に出没する可能性があります。人里であっても、夕方から早朝の時間帯の外出に注意してください。
  • 不要な柿の木などの伐採や、柿の実などは早めの収穫をしましょう。
  • クマを誘引する生ごみを屋外に置かないようにしましょう。
  • クマに出合ったら、大声を出したり、走って逃げたりせず、ゆっくり静かにその場を離れましょう。

クマの目撃、食害跡、足跡、爪痕などを見つけた場合は、市農村整備課までご連絡をお願いします。

マムシなどの毒ヘビに遭遇したら

ヘビに遭遇したら
  1. マムシやヤマカガシなどの毒蛇は自然の生き物のため、市で駆除や捕獲は行っていません。しばらくすると別の場所に移動するので、絶対に近づいたり触ったりせず、そっと離れてください。
  2. 川辺や草むら、山林での作業を行う場合は長靴や軍手を着用し、マムシを発見した場合は、1メートル以内には近寄らないようにしてください。

マムシの特性など

  1. マムシは、全国的に分布し、春から秋にかけて多く見られます。
  2. 体長は45センチメートル~60センチメートルで胴が太く、尾が短く、頭が三角型のものが多く、体色は淡褐色で背中に銭型の楕円形の斑紋があるのが特徴です。
  3. 平地から山林と広く生息し、水場近くに出ることが多く、よく河川の周辺や田畑で見かけられます。
  4. マムシは動物愛護管理法の規定により特定動物に指定されており、ペットとしての飼育や運搬、野外への放出などが原則禁止されています。

※特定動物とは、人の生命、身体または財産に害を加えるおそれのある指定された動物種をいい、許可がなければ、飼育や保管はできません。

マムシに咬まれたら

マムシに咬まれた場合、激しい痛みや、腫れ、出血、皮下出血、発熱、悪寒、吐き気などが起こる可能性があります。

  1. 119番通報し、救急要請をしてください。
  2. あわてずに安静にしてください。走ったり、激しく動くと毒が体内で早くまわるので危険です。
  3. 水があれば傷口を洗浄してください。
  4. 毒の広がりを防ぐため、咬まれた部分から心臓に近いところをあまり強くない程度(静脈が軽く浮き出るぐらい)に縛ってください。
  5. 毒素を薄め体外への排出を促すために水分を摂ってください。

禁止事項

  • 氷などで患部を冷やしてはいけません。組織が破壊され毒のまわりが早くなります。
  • 患者をむやみに動かしてはいけません。心拍数があがり毒のまわりが早くなります。
  • 水分摂取による排尿を我慢させてはいけません。

ハチに刺されたら

ハチに遭遇したら

ハチに刺されると、蕁麻疹、かゆみ、のどの違和感、呼吸苦、動機、めまいなど様々な症状が出ますが、一番危険なのは「アナフィラキシーショック」というアレルギー反応です。
「アナフィラキシーショック」により、症状が急速に悪化し命にかかわることがありますので早めに病院を受診するか救急要請をしてください。
医師からエピペンという薬剤を処方されている人は、エピペンを使用したうえで病院を受診してください。

サルに遭遇したら

サルに遭遇したら

群れから離れ、単独で行動する「ハナレザル」が、市街地に迷い込んだりすることがあります。そのままにしておけば、山に帰っていきますが、餌を与えられて人に慣れたサルは、市街地に頻繁に出現することもあります。

サルを見かけたら

サルを発見した際には以下の点にご注意ください。

  1. 目を合わせない。サルが威嚇されたと勘違いをすると危険です。
  2. 不用意に近づかない。
  3. 大きな声を出して驚かさない。サルの防衛本能を刺激させる恐れがあります。
  4. 絶対に餌を与えない。人慣れしてしまううえに、居ついたり、引っ掻いたり噛みついたりして餌を取る場合があり危険です。
  5. 窓や出入り口の鍵をかける。引き戸などは簡単に開けてしまいます。雨樋などを利用して素早くベランダや家屋の屋根に上がるため、窓を開けて様子を見るなどの行為はしないでください。
  6. 興味本位の追跡や至近での写真撮影、長時間の観察などはしない。サルが人慣れして恐れなくなることで、思わぬ行動により事故の原因となります。

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