こちら三田市消防本部「文化財防火デー・119番について」(令和4年12月22日放送)

更新日:2022年12月27日

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消防本部職員が、日常の火災予防や応急手当の基礎知識などのほか、消防本部の取り組みについてお伝えする広報番組「こちら三田市消防本部」毎月第4木曜日の15時10分から15時30分に放送していますので、ぜひお聴きください。

放送内容

12月の放送は、令和4年1月1日から令和4年12月22日までの出動件数、文化財防火デー、火災予防(年末年始を迎えるにあたって)について、119番についてお話しをさせていただきました。

出動件数(令和4年1月1日から12月22日午前9時現在)

火災       23件

救急   4537件

救助     163件

その他  413件

重要文化財防火デーについて

昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損し、全国的にこの日を「文化財防火デー」としました。
平成31年4月15日にはフランスのノートルダム大聖堂で火災。出火原因として中間報告では修復工事関係の「電気系統の故障、あるいはたばこの不始末ではないか」とされていましたが、最終的に詳しい出火原因は不明のままです。現在は、2021年の冬から修復工事に入り、2024年の一般開放再開を目指しています。
平成31年10月31日には沖縄県の首里城で火災。1階で通電していた延長コードと、その先の発光ダイオード(LED)照明器具で何らかの電気的異常があり、出火原因となった可能性があると指摘されていますが、放火やたばこによる出火ではないようです。最終的に詳しい出火原因は不明のままです。現在は、2026年工事着手予定で、2031年には公開再開予定です。
三田市内には国指定の重要文化財(建造物)は3か所あり、三田市酒井にある高売布神社本殿、三田市貴志にある御霊神社本殿、三田市大川瀬にある住吉神社本殿が指定されています。
 

年末火災警戒について

・カセットコンロは正しく使う
お鍋や鉄板など、家族や友人と料理を囲む機会が増えます。毎年、全国的にカセットガスの差し込み不良や使用方法の不良により火災や爆発事故が発生しています。
・大掃除でコンセントも掃除する
電気製品の裏や家具の裏を掃除する機会に、コンセントの差し込み付近もしっかりと掃除しましょう。また、ひとつの差し込みから多くのタコ足配線になっていないか確認しておきましょう。
・ストーブの上で洗濯物を乾かさない
洗濯物を早く乾かすためにストーブのうえやファンヒーターの前で乾かさないようにしましょう。目を離したすきに洗濯物が落下したり、吹き出し口をふさいでしまったりして火災になる恐れがあります。
・ゴミを家の周囲に放置しない
大掃除の後のごみなどを屋外周辺に置いておかないようにしましょう。放火の原因となります。

119番について

消防車・救急車が必要な時は119番通報してください。指令員が必要な情報を1つずつ質問しますので、あわてず落ち着いて答えてください。
また、三田市に在住または在勤もしくは在学の方で、聴覚や言語機能の障害により電話による119番通報が難しい方を対象に、「NET119緊急通報システム」を導入し運用しています。GPS機能付きの携帯電話やスマートフォンなどのインターネット接続機能を利用して、自宅や外出先から簡単な操作で素早く119番通報ができるシステムです。
NET119緊急通報システムの申請窓口は、三田市消防本部3階の指令室になっています。利用される方の情報を登録し操作説明と通報テストを行いますので、利用されるご本人にお越しいただく必要があります。詳しくは、三田市のホームページにも掲載していますのでご覧ください。
 

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 警防課
〒669-1543 兵庫県三田市下深田396
電話番号:079-564-7306
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