火事から身を守るお約束は、おはしもち!!
「お・は・し・も・ち」って一体なんだろう?
何かの合言葉?
保育所や幼稚園、小学校などでの消防訓練時には、「押さない」、「走らない」、「しゃべらない」、「戻らない」という大切なことを、子どもたちに覚えてもらっています。
従来から「おはし」であったり、「おはしも」であったり、頭文字を取った約束ことばを子どもたちに教えてきましたが、イメージとして連想しにくいため、子どもたちがとっさの時でも思い出してしっかり避難行動してくれるか、一抹の不安が残っておりました。
「ち」を加えることで、「おはしもち」=「お箸餅」のできあがり!
従来からの「おはしも」に「ち」を加えて、「おはしもち」
誰もが知っている「お箸」と「お餅」を合体させて、保育所や幼稚園、小学校などで積極的に広報を行っています。
物体のイメージとして連想してもらうことで脳裏に残って欲しいと考えています。
ところで、「ち」って何ですか?
「ち」は、近づかないを意味しています。煙や炎などから遠ざかるように避難してもらいたい、煙などに興味を示して近づくことのないように、ということを表しています。
それぞれのお餅たちが、自分のお箸を持って防火のために一致団結しています!
目がキラキラしているのがリーダーのお餅くんです。
今後とも皆さまご愛顧のほどよろしくお願いします。
火事から身を守るお約束は、「おはしもち」
消防本部では、子どもたちを火災から守るため、お餅がお箸を持ったキャラクター「おはしもち」の知名度を上げて、お約束ごとをさらに広めたいと考えています。
火災で一番恐ろしいのは煙を吸ってしまうことです。
火災の煙に含まれている一酸化炭素や有毒ガスで急性中毒になって大切な命を落としてしまうのです。
火災に遭ってしまった場合でも安全で的確に避難するためには、以下が非常に重要です。
それぞれを詳しく解説します。
- 「お」、押さないこと。(相手を転倒させてしまい、将棋倒しを誘発してしまいます)
- 「は」、走らないこと。(つまづいたり、不意にぶつかったり大怪我をして逃げられなくなってしまいます)
- 「し」、しゃべらないこと。(個々がしゃべると騒がしくなり、先生や、誘導員の指示が聞こえなくなります)
- 「も」、戻らないこと。(忘れ物を取りに戻るなど、煙に巻かれる可能性が高く、とても危険な行為です)
- 「ち」、近づかないこと。(煙や炎から遠くなるように避難しましょう。また、不意に近づくこともやめましょう)
子どもたちに、もっともっと馴染んでもらえるよう防火ポスターを作成しましたので、街で見かけたらお約束を思い出してください。
保育所や幼稚園、小学校などでの消防訓練の指導時にも広く訴えているところですが、この機に「おはしもち」をぜひ覚えてください。
この記事に関するお問い合わせ先
消防本部 予防課
〒669-1543 兵庫県三田市下深田396
電話番号:079-564-7307(危険物係)、079-564-7308(予防係)
ファクス番号:079-563-1230
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更新日:2023年03月13日