竜巻から身を守るために
竜巻とは積乱雲の雲低からほぼ垂直に地表に向けてたれ下がる猛烈な風の渦巻きで、以下のような現象が発生します。
- 発達した積乱雲に伴って発生する
- ろうと状や柱状の雲を伴う
- 台風、寒冷前線、低気圧などに伴う
- 短時間で狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらす(長さ数キロメートル、幅約数十から数百メートルの範囲)
- 移動スピードが非常に速い場合がある(過去に時速約90キロメートル、秒速にすると25メートルの発生したケースあり)
竜巻は大雨などと比べて発生予測が難しいといわれていますが、気象情報を取得し、身の安全を守るために適切な行動をとることが大切です。
情報収集を行う
気象庁は、半日から1日前に「気象情報」、数時間前に「雷注意報」、そして0から1時間前に「竜巻注意情報」を発表します。情報は、テレビやラジオ、気象庁のホームページなどで提供されます。
竜巻注意情報発表後の行動について
「竜巻注意情報」の発表から約1時間は注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆し(黒い雲の発生や、雷や大粒の雨が降る状況等)がある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
特に
- 人が大勢集まる屋外行事
- テントの使用や、子ども、高齢者を含む屋外活動
- 高所、クレーン、足場等での作業
のように、安全確保にある程度の時間を要する場合は、早めの避難を心がけてください。
竜巻が間近に迫ったときは
屋外では
- 頑丈な構造物の物陰に入って、身を小さくする
- 物置や車庫・プレハブ(仮設建築物)の中は危険
- シャッターを閉める
- 電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり、危険
屋内では
- 家の1階の窓のない部屋に移動する
- 窓やカーテンを閉める
- 窓から離れる。大きなガラス窓の下や周囲は大変危険
- 丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守る
関連リンク
竜巻から身を守るには(気象庁のサイト)(外部サイトへリンク)
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更新日:2022年07月14日