令和2年度兵庫県優秀教職員表彰を受賞

王子主幹教諭は、社会科における「深い学び」を具現化する学習法である比較吟味自己内討論法の開発と、それを用いた中学校社会科公民的分野の実践の授業開発についての研究を中心に、学習に苦手意識をもっている生徒に対する支援のあり方について研究を進めてこられました。社会科意志決定学習が認知的な思い込みがかかった状態で行われているという課題を行動経済学と認知心理学の研究成果をもとに克服し、生徒の論理的な思考の育成に貢献しておられます。

佐野教諭は、学校生活支援教員として通級指導を担当し、発達に課題のある児童に対して個に応じた支援を行ってこられました。校内では、特別支援教育コーディネーターとしてユニバーサルデザインの啓発に尽力し、市内では、就学相談会の相談員として就学に関する助言を行っているほか、特別支援教育の学校指導員として各校の校内研修会や研究会で講師や指導助言者を務めてこられました。また、令和元年度からは阪神地区エリアコーディネーターとして大いに活躍しておられます。