三田歴史通信「三田市でかつて行われていた12月の伝統行事」令和5年12月7日放送

更新日:2024年01月15日

ページID: 26110

 地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)に市職員が出演し、三田市の歴史のこぼれ話・郷土学習に関する取り組みやサービスなどについて分かりやすくお伝えする番組です。毎月第1木曜日の15時10分~15時20分に放送していますのでぜひお聞きください。

彫像やイラストなどの写真が添えられた「三田歴史通信」のPRイメージ

放送内容

今回は、かつて行われていた12月の伝統行事についてお話をしています。

12月は年の瀬でお正月準備が大きな行事で、伝統行事として三田で記録されていた12月1日の「オトモツイタチ」、12月13日の「コトハジメ」、12月22日の「冬至」について紹介しています。「オトモツイタチ」は子どもの成長を祈った伝統行事で朝早く小豆ご飯を炊いて味噌漬けの茄子を食べた風習や、続く「コトハジメ」がお正月の準備を始めることを指し「すす払い」から始まりお正月の注連縄を作る「カザリナエ」についてや、「冬至」ではカボチャを食べたりした風習について紹介と説明をしています。

「オトモツイタチ」のエピソードとして寝ていても小豆ご飯や茄子漬物を口を開けて食べさせられていたことや、「コトハジメ」で「ススハキ団子」として普通の年は12個・閏年は13個の米粉の団子をこしらえてみそ汁に入れていたことや、「冬至」ではフキノトウをお正月の「ホウライサン」飾りのひとつにし元旦のお膳の時にいただく「福わかし」に入れていた話などをかつての三田の伝統行事の話として説明しています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

メールフォームからのお問い合わせ