大日さんと村人たち

更新日:2022年03月31日

ページID: 11403

昔、日羅上人の夢枕に仏様が現れ、三国の境にある霊木に仏を彫りお経をとなえよと告げた。上人は摂津・播磨・丹波の境へ入り、霊木を見つけ出し、上内神の永禅寺谷にある天薬寺で大日如来と薬師如来を彫った。戦乱の世になり天薬寺が焼かれた時には如来様は山の中に隠していた。その山を大日山と呼ぶようになった。豊臣秀吉が有馬へ向かう途中、この大日如来さまを参拝され、お堂を建てるように指示され、大日堂が建った。村人たちは「大日さん」と呼び大切にしている。

戦乱の世で戦う兵士たちと、大日さんのイラスト

イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

メールフォームからのお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?