加茂神社の神事と小判餅

更新日:2022年03月31日

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稲を担いで走り去る神様と、置かれた酒樽を不思議そうに見つめる村人のイラスト

稲引き、樽引き神事

ある日、加茂神社の神様は子だくさんで食べ物に困っていたらしく、てんびん棒につるした稲を盗んでいきました。村人はどうせお供えするからとそっとしていると、あくる日稲木の所にお酒の樽が置いてありました。きっと神様が謝っているのだなと、いただいたお酒を酌み交わしたとの事です。加茂神社の秋祭りの「稲引き、樽引きの神事」はこの出来事を再現しています

笑顔を浮かべた二人の男がお供えの小判餅を囲むイラスト

一両二分の小判もち

九鬼の殿様が鳥羽から三田へ国替えになった時、天満神社を氏神さまとしました。殿様は天満神社の祭事を10月1日にしたいと、重なっていた加茂神社の祭日を変えてもらうのに一両二分をあがないとしました。それからは「一両二分の餅」をお供えしています。

イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より

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