6月は食育月間[食育コラム令和4年6月号]
誰かと一緒に食事をしていますか?
一人で食事をしていませんか?
近年、「核家族化」やライフスタイルの多様化により、家族がそろって食事をする「団らん」の機会が減り、食生活も多様化しています。一人で食事をする「弧食」や、同じ食卓に集まっていても家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」が増え、家族そろって生活リズムを共有することが難しくなっているようです。
共食とは
みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食」と言います。
子どもがいる家庭では、食事のマナー、栄養のバランスを考えて食べる習慣、食べ物や食文化を大事にする気持ちなどを、子どもに伝えるよい機会にもなります。
また、感染症の感染予防として、会食時の会話の際はマスクをつけたり、オンラインも活用しましょう。
共食をするとどんないいことがあるの?
共食をする(誰かと一緒に食事をする)ことや孤食(ひとり食べ)をしないことと、私たちの生活はどのように関係しているのでしょうか。
日本人を対象とした研究からわかったことをいくつかご紹介しますね。
共食が多い人や弧食が少ない人は、そうでない人と比較して・・・
〇朝食欠食が少ない
〇主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べている
〇野菜や果物といった健康的な食品の摂取が多く、インスタント食品やファーストフード、清涼飲料水の摂取が少ない
〇食事や間食の時間が規則正しい
〇起床時間や就寝時間が早い
〇ストレスがなかったり、自分が健康だと感じている
家族や仲間と一緒に食べると、何よりも楽しくおいしく食べることができます。
家族や仲間と一緒に食事をとる機会を増やしましょう♪
更新日:2022年06月19日