支えあおう心といのち(自殺対策)
自殺予防は社会全体の取り組みです
全国では年間およそ2万人もの人が自殺で亡くなっています。自殺の背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な要因が関係しており、「その多くが追い込まれた末の死」といわれています。自殺は「個人的な問題」と思われがちですが、その多くが防ぐことができる「社会的な問題」であることから、自殺予防は社会全体で取り組む必要があります。
悩んでいるあなたへ
誰かに悩みを相談したり、助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。身近な信頼できる人や専門の相談機関に相談してみませんか?相談することで気持ちが楽になったり、問題解決の糸口がみつかるかもしれません。
あなたは決してひとりではありません。もし、あなたが悩みを抱えていたら、ぜひ相談してください。
さまざまな悩みの相談窓口
死にたいくらいつらい時、困った時
こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)
「いのちの電話」 日本いのちの電話連盟 トップページ(外部サイト)
LINE・チャットで相談
生きるのがしんどい あなたのためのWeb空間
「かくれてしまえばいいのです」(自殺対策支援センターライフリンクのサイト)(外部サイト)
先の見えない不安や生きづらさを感じた時(電話・SNS相談)
主な相談窓口一覧(厚生労働省) (PDFファイル: 1.1MB)
(注意)令和5年8月1日時点の情報になります。
不安や悩みを抱えている女性のための電話・SNS相談
働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」(厚生労働省)
メンタルヘルスに関する情報提供サイト
こころの情報サイト(国立精神・神経医療研究センターのサイト)(外部サイト)
こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~(厚生労働省のサイト)(外部サイト)
子どものための電話相談(いじめやその他のSOS)
「24時間子供SOSダイヤル」(文部科学省のサイト)(外部サイト)
その他の相談や支援情報検索サイト
支えたいあなたへ
大切な人が悩みを抱えていることに気づいたら、声をかけてみてください。そして、その人が悩みを話してくれたら、話をそらしたり、「そんなことで」と否定したり、安易に励ましたりせず、じっくりと話を聴いて、相談窓口を紹介してあげてください。その後も、「何かあったらまた話して」と寄り添い、温かく見守ってあげてください。
あなたにもできる自殺予防のための行動
- <気づき>家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
- <傾聴>本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
- <つなぎ>早めに専門家に相談するよう促す
- <見守り>温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
あなたもゲートキーパーになりませんか(大切な人の悩みに気づくために)
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことを「ゲートキーパー」といいます。ゲートキーパーに特別な資格は要りません。私たちは誰でも「ゲートキーパー」になることができます。ひとりひとりがゲートキーパーとなり、悩んでいる人と一緒に悩みと向き合い、社会全体で大切ないのちを支えあいましょう。
あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気づく、支える(厚生労働省のサイト)(外部サイト)
「誰でもゲートキーパー手帳」(厚生労働省のサイト)(外部サイト)
【自殺対策】ゲートキーパー養成研修用DVD及びテキストについて
自殺対策動画(三田市×兵庫ブルーサンダーズ)
市と兵庫ブルーサンダーズがタッグを組み、悩みを抱えている人や、周りの人の心のSOSに気が付いている人に向け、メッセージ動画を作成しました。
今、悩みを抱えている人へ「あなたは、ひとりじゃない」ことと、誰もがゲートキーパーになれることを伝えます。
自殺予防週間・自殺対策強化月間
自殺予防週間・自殺対策強化月間は、「いのち支える自殺対策」という理念をもとに、国、地方公共団体、関係団体等が連携して、自殺についての重点的な広報啓発活動を展開しています。
自殺予防週間(9月10日から16日)
国では、自殺対策基本法において、9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、毎年9月10日から16日までの1週間を「自殺予防週間」と定めています。
自殺対策強化月間(3月1日から31日)
国では、自殺対策基本法において、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めています。
第2次三田市自殺対策計画
三田市では、令和5年度をもって「第2次健康さんだ21計画」の計画期間が満了することから、新たに「第3次健康さんだ21計画(第3次三田市健康増進計画・第2次三田市自殺対策計画)」(令和6年度~令和14年度)を策定しました。
自殺は限られた人だけではなく、誰もが当事者になり得る身近な問題であり、その背景には様々な社会的要因があります。自殺を個人の問題ではなく、社会全体で取り組むべき問題として捉え、「生きることの阻害要因(自殺のリスク要因)」の低減と「生きることの促進要因(自殺に対する保護要因)」の増加に向けて取り組みを進めることで、「誰も自殺に追い込まれることのないまち さんだ」の実現を目指します。
第3次健康さんだ21計画(第3次三田市健康増進計画・第2次三田市自殺対策計画)
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更新日:2024年08月28日