三田市の孤独・孤立対策の取り組み

更新日:2024年03月08日

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三田市の孤独・孤立対策

基本目標

すべての市民が、人と人とのつながりを実感でき、悩みがある時には支援を求める声があげやすい社会を目指して孤独・孤立対策を総合的に推進する。

孤独・孤立対策の方向性

1 問題を抱える人が支援を求める声をあげやすい、あるいは周りの人が気づき、声をかけやすい環境をつくる。

2 交流の場や見守り、声掛けなど、人と人とがつながることができる環境をつくる。

3 ライフステージや状況に合わせた、切れ目のない相談支援につなげる。

4 各種相談支援機関や地域コミュニティの活動など、多様な担い手や関係機関が連携して、孤独・孤立対策を推進する。

重点取組

1 わかりやすくタイムリーな支援情報の発信強化

 孤独や孤立を防ぐため、相談窓口の案内など、関連情報を一元的に集約し、情報へのアクセス向上と発信強化を図る。

2 状況に合わせた切れ目のない相談支援体制の構築

 孤独・孤立の問題を抱える人を、多様な事情やニーズに合わせて、切れ目のない相談支援につなげられるよう、分野を超えて相談に対応する総合的な窓口体制及び相談支援機関が効果的に連携するためのネットワーク機能の構築を進める。

3 誰にでも起こり得ることを理解し、社会全体で対応する機運の醸成

 孤独・孤立問題は誰にでも起こり得るという理解を深め、相互に支え合い、人と人とのつながりが生まれる共生社会を目指して、社会全体で取り組んでいく機運を高めるよう努める。

4 複合的な課題に分野横断的に対応する包括的支援体制のあり方の検討

 制度の狭間や複合的な課題に対応するための新たな仕組みや、分野横断的な包括的支援体制のあり方を検討する。

現在の市の主な取組

【現在の市の主な取組】

1 わかりやすい支援情報の発信強化

 市ホームページ内に「孤独・孤立対策ポータルサイト」を作成し、悩みの相談窓口の一覧や国の専用サイトへのリンクなど、孤独・孤立に関する情報を一元的に集約し、情報へのアクセス向上と発信強化に努めています。

2 切れ目のない相談支援体制の構築

 孤独・孤立の問題を抱える人を、多様な事情やニーズに合わせて、切れ目のない相談支援につなげられるよう、相談支援機関が効果的に連携するためのネットワーク機能の構築について庁内関係課で検討を進めています。

 困りごとが複数ある方やくらしに関する様々な不安がある方などで、どこに相談してよいかわからない場合の福祉の総合相談窓口として「三田市福祉相談窓口」と「三田市生活安心サポートセンター(三田市社会福祉協議会内)」を設置しています。

3 社会全体で対応する機運の醸成

 孤独・孤立の問題は誰にでも起こり得るという理解を深め、相互に支え合い、人と人とのつながりが生まれる共生社会を目指して、社会全体で取り組んでいく機運を醸成するための啓発事業に取り組んでいます。

 また、関係機関・団体等と連携し、学習会や研修会の機会を通して、孤独・孤立問題に関する課題、取り組み、情報の共有を図っています。

4 複合する課題に対応する包括的支援体制のあり方の検討

 制度の狭間や複合的な課題に対応するため、分野横断的に関係機関が協働して課題に対応する包括的支援体制のあり方を検討しています。

多機関協働事業の取り組み(令和5年度~)

三田市では、市域における包括的支援体制づくりとして、「重層的支援体制整備事業」の令和7年度からの本格実施に向けた準備を進めています。
令和5年度からは、同事業の一つであり、複雑化・複合化した課題を抱える人・世帯に対し関係機関が連携・協働して対応する「多機関協働事業」において、市の関係課や市内の相談支援機関による「多機関協働支援会議」を設置し、包括的な相談支援体制や具体的な支援のあり方などについての検討を重ねています。

重層的支援体制整備事業全体図

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 地域福祉課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-556-8236
ファクス番号:079-562-1294
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