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ホーム > 市政情報 > 三田市議会 > 市長提案説明・審議予定・結果・議員の質問 > 市長提案説明 > 令和3年3月三田市議会定例会(第360回) 市長提案説明

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令和3年3月三田市議会定例会(第360回) 市長提案説明

市長写真第360回 

  

   

 

はじめに

市政運営方針

 ≪総括方針:コロナを乗り越え、三田の再生をめざす〜人口減少にも負けないまちへ〜≫

  《重点項目》

  (ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応)

   (地域の創生)

   (まちの再生)

   (人と人との共生)

   (行政運営の適正化及び効率化)

令和3年度の組織改正

重点課題

<第5次総合計画の策定について>

<三田市民病院改革に関する取り組みについて>

<中学校、幼稚園再編に関する取り組みについて>

 


 

新年度予算

 《財政状況》

 《重点施策》

   (ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応)

   (地域の創生)

   (まちの再生)

   (人と人との共生)

   (公共施設マネジメント等)

 《予算規模》

補正予算

条例案件、事件決議案件等 

 

 

 はじめに 

    おはようございます。
    令和3年3月三田市議会定例会の開会に当たり、議員の皆様のご健勝を心からお喜びし、日頃のご精励に対し深く敬意と感謝を申しあげます。
    はじめに、提案理由の説明に先立ちまして、3点ご報告とお願いを申しあげます。
    1点目は、「新型コロナウイルス感染症」についてであります。新型コロナウイルス感染症については、感染者数が急増する局面から、1月14日に発出された緊急事態宣言に伴う取り組みの成果もあり、兵庫県を含めて全国的に感染者数が減少する傾向にあります。この間、三田市におきましても、昨年7月に設置した「コロナに負けるな!さんだエール会議」での意見交換の成果等も踏まえて、感染拡大の防止や影響が大きい事業者の皆様への支援などに国、県と一体となって取り組んでまいりました。また、昨日医療従事者4万人を対象としたワクチンの先行接種が開始されました。三田市においてもワクチンの接種について体制を整え、円滑にワクチン接種が進むよう万全を期してまいりたいと考えております。他方で、感染力が高いと言われている「変異種」が全国各地で報告されており、重症患者数が引き続き高止まりをしているなどの懸念すべきこともあります。これらのことから、市民の皆様におかれましては、引き続き、これまでと同様に「5つの場面」に注意するなど県の対処方針に沿った取り組みに努めていただきますようお願い申しあげます。
    2点目は、三田まつりについてであります。三田まつりについては、社会状況の変化などにより様々な課題が生じていました。これらの課題を整理し、持続的に三田まつりが開催され、活力ある三田市とするため、関係団体や若手起業家等をメンバーとした会議を設け、開催時期、実施体制、財源などについて、協議を行ってまいりました。
    このほど、この会議からの提言を踏まえて、「食と文化でつなぐ四季の里・三田」を共通コンセプトに、年間を通じて開催される様々なイベントを季節ごとに再編します。その一環として、三田まつりを、その意義や目的に応じ夏と秋の二部構成で実施します。夏は、盆踊りや地域ごとの夏まつりを通じて三田音頭の普及とふれあいの場づくりを醸成するとともに、秋は、三田の特色である「食」を活かした観光資源として賑わい創出を図ってまいります。夏の風物詩として多くの方に楽しまれてきた花火についても手法を検討しながら実施したいと考えております。
    今後は、年度内に新たな実行委員会組織を設立し、令和3年度早々から具体的な実施内容について、コロナの感染状況を見極めながら検討を進めていただく予定です。
    3点目は、マイナンバーカードについてであります。マイナンバーカードは、市民生活の利便性の向上や行政事務の効率化を目途とする「さんだ里山スマートシティ」を推進するためのインフラとなるものであり、その普及は、ICT技術の進歩に対応したまちづくりを進める上で、極めて重要であります。本市におきましては交付率が40%を超え、県下では1位、全国でも3位となっており、複数のメディアに取り上げられるなど、注目を集めているところであります。これは、これまでの地道な努力と市民の皆さんのご協力の積み重ねによるものであり、引き続き、個人情報の保護を徹底しつつ、市民の皆さんが利便性を実感できる取り組みを進めることで、更なる普及に努めてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様のご協力を賜りますようお願い申しあげます。

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 市政運営方針

    それでは、新年度予算案をはじめ諸議案の審議をお願いするにあたり、市政運営に関する基本的な考え方と、予算案等の議案についてその概要を申し述べ、議員並びに市民の皆さまのご理解、ご協力を賜りたいと存じます。

≪総括方針:コロナを乗り越え、三田の再生をめざす~人口減少にも負けないまちへ~≫

    さて、新型コロナウイルス感染症の感染リスクは依然として高く、その対策や「新しい生活様式」への転換を着実に進めていく必要があることは言うまでもありません。
    このような現下の状況にしっかりと対応する一方で、未来を見据えたまちづくりに取り組む責務が私にはあると考えております。そのためには、これまでも取り組んできた「成熟都市へのあゆみ」を止めることなく、2つの方向性で取り組んでまいります。
    一つ目は、「人口減少の波に負けないまちづくり」であります。
    人口は、まちの活力を維持・増進するにあたって重要な要素です。しかしながら、我が国は、出生率の低下等により人口減少局面に入っており、本市も例外ではありません。そのような状況の中では、全国的な傾向や本市の固有の状況を正しく認識した上で、この減少傾向を緩やかにするための取り組みを着実に実行していく必要があります。
    二つ目は、「人口減少のもとでも負けないまちづくり」であります。
    人口減少を緩やかにする取り組みを行ったとしても、その成果が表れるには、時間が必要であり、当面は人口減少傾向が続きます。こうした人口減少下であっても、まちの活力を維持するための取り組みを市民の皆さんや事業者の皆さんと一体となって進めることで、皆さんにとって、「住み続けたいまち」にしていくことが重要です。人口減少下にあっても、市民のみなさんがいきいきと暮らし、幸せを感じられるまちにしていきたいと意を強くしているところであります。
    以上のことから、令和3年度の市政運営の総括的な方針として、『コロナを乗り越え、三田の再生をめざす~人口減少にも負けないまちへ~』を掲げ、市政を積極的に展開してまいります。そして、これまでの取り組みの成果を踏まえて、これから申し上げる5点の重点項目に取り組んでまいりたいと考えております。

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≪重点項目≫

(ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応)

    まず、ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応についてであります。
    新型コロナウイルス感染症の発生以来、市民と地域を守り抜くため、昨年4 月から現在まで11 度にわたる補正予算を機敏に編成し、感染防止、市民生活の支援、地域経済の活性化など、切れ目のない取り組みを進めてきました。
    その中で、ウィズコロナの取り組みが長期化することに備えるため、昨年6月に設置した「コロナに負けるな!さんだエール基金」については、議会並びに市民の皆さまをはじめ多くの方々からご協力をいただいており、この場をお借りして改めて感謝を申しあげます。基金につきましては、市内の各団体にご参画いただきましたさんだエール会議のご意見なども踏まえながら、市民生活の維持に必要なサービス提供への感染症対策や、学校や就学前施設、社会福祉施設等における感染拡大防止のための施設環境整備への支援など、ご協力いただいた皆様の気持ちに沿った活用を進めてまいります。
    さらに、ポストコロナを見据えつつ、コロナ危機が浮かび上がらせた「郊外都市・三田の強み」を活かした「さんだ里山スマートシティ」の実現に向けた取り組みを本格化するとともに、若年層を主なターゲットとする「さんだ移住・定住促進アクションプログラム」を推進する取り組みを加速させていきます。

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(地域の創生)   

    次に、まちを元気にする「地域の創生」であります。
    先にも申し上げたとおり、人口減少の局面においてもまちの活力を維持するための取り組みが必要です。そのためには、子どもが健やかに成長する環境づくり、産業の振興、交流人口の拡大などが欠かせません。
    そこで、三田の未来を担う子どもたちの学びの環境を充実していくとともに、喫緊の課題である待機児童対策についても、待機児童0(ゼロ)を目指して、着実に取り組みを進めてまいります。そして、より一層市民の皆さんが安心して子どもを育てることができるよう、妊娠・出産から子育て期にわたって切れ目なく、且つきめ細やかな支援の充実を図ることで、子どもたち一人ひとりが健やかに育つ環境づくりに取り組んでまいります。
    また、本市の豊かな自然環境や地域を守るためにも、本市の基幹産業である農業の活性化は極めて重要です。農業を基軸とした産業の活性化を図るため、農業の活性化に計画的に取り組むことを通じて農村の再生にも積極的に取り組むこととしています。
    さらに、本市の観光資源を磨き上げ、発信することなどを通じて観光ビジョンを推進し、三田市のブランドを創造することで、交流人口の増加を図ります。
これらを通じて、さらに、まちの元気を創出してまいります。

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(まちの再生)

    次に、まちを強くする「まちの再生」であります。
    本市には市街地、ニュータウン、農村などのそれぞれに特徴がある地域があり、それぞれに異なる課題に適切に対応しつつ、地域ごとの特徴を有機的に結びつけることが、将来にわたって本市が魅力を持ち続ける要諦であると言えます。しかしながら、人口減少や少子高齢化は、それぞれの地域の魅力や活力を減衰させる要因ともなりえます。そこで、先ほどの総括方針に基づく人口減少に対応した取り組みとあわせて、人口減少下にあっても、それぞれの地域の特徴や課題に適切に対応した地域の再生の取り組みを強化し、結び付けることで、まちの再生を目指すこととしています。

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(人と人との共生) 

    次に、まちを優しくする「人と人との共生」であります。
    私は、地域の創生やまちの再生に当たって基盤となるのは、一人ひとりが大切にされ、尊重される「優しいまち」をつくることにあると考えています。そうしたまちであるからこそ、子どもから高齢者まで、安心して一人ひとりが自己実現を図り、チャレンジすることができるのだと思います。
    こうしたまちづくりを行うため、地域医療の確保や医療・介護・福祉の充実、市民の健康づくり活動への支援、非常時への備えの強化などに取り組んでまいります。

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(行政運営の適正化及び効率化)

    あわせて、行政運営の適正化及び効率化の取り組みについてご説明させていただきます。
    「成熟社会における公共サービスの新しいしくみづくり」を基本目標とする本市の行財政構造改革は、その基本方針の中で「行政サービスの質の向上と行政運営事務の高効率化」など6つの重点改革項目を掲げ、これらを具体化するための行動計画を毎年策定しながら、社会の変化に適応できるまちの仕組みづくりを進めてまいりました。
    これまで4か年の取り組みでは、人件費など行政経費の抑制をはじめ、先ほど申しましたマイナンバーカードの普及と機能充実、おくやみコーナーなど市民サービスの向上、モニタ広告導入など新たな歳入の確保、持続可能な事務事業のあり方への見直しなど様々な努力をおこない、財政面でも市の基金残高は2年連続で水準維持が図られるなど、一定の成果をあげてきたところです。
    しかしながら、今後の人口減少による歳入の減少や高齢者の増加等による歳出の増加、さらには、新型コロナウイルス感染症が及ぼす本市の財政への影響を念頭におきますと、依然として本市の行財政を取り巻く環境は厳しく、引き続き、中長期的な見通しを踏まえ、財政の弾力性を維持する必要があります。
    特に、次世代につなぐまちづくりとして、喫緊の課題である公共施設マネジメントについては、負担の平準化も考慮しながら、個別施設計画などに基づいて老朽化等への対応を適正かつ計画的に実施してまいりますが、本市の将来にとって極めて重要な医療、教育、環境に関する施設については、財政の収支を的確に把握し、未来への投資として計画的に実行できる仕組みを構築してまいります。

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【令和3年度の組織改正】

    次に、令和3年度の組織改正の方針についてご説明申しあげます。
    令和3年度は、未来のまちの姿を見据えつつ、本市の重要課題に積極的に取り組むとともに、令和4年度以降の第5次三田市総合計画に基づくまちづくりに円滑に繋げるため、総合的かつ横断的な組織を目途として組織改正を行うこととしております。具体的には、コロナ禍により加速しているデジタル革命を先取りする「さんだ里山スマートシティ」を推進する体制を構築することで、市民生活の利便性の向上、行政事務の効率化等を図るため、新たに「情報政策監」の設置やICT推進課に「スマートシティ推進係」を置くことなどにより、組織を強化することとしております。また、ニュータウンの再生や農村地域の活性化などまちの再生における課題は複雑多様化しており、これまでのような単一の施策・事業によるアプローチではなく、多面的かつ総合的なアプローチの必要性が高まっていることから、都市計画課と都市再生課を統合し「都市政策課」を置くとともに、農村整備課の名称を「農村再生課」に改めるなどにより、都市及び農村の再生の課題に対して多面的かつ総合的に対応を図ってまいります。
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【重点課題】

次に、本市が現在取り組んでいる重点課題についてご報告させていただきます。

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<第5次総合計画の策定について>

    まず、令和4年度からのスタートを予定している第5次総合計画でありますが、現在は、昨年実施しました市民意識調査やワークショップの内容に加えて、人口動態やコロナによる影響などの社会潮流等を踏まえて素案づくりを行うとともに、この素案について調査審議を行う総合計画審議会の委員選定などの体制づくりを行っているところであります。この審議会の委員選定に当たっては、有識者や市内の各団体の皆様のご協力をいただいているほか、市民委員につきましても、11名の定員に対して、10代の学生から子育て世代、80代の方まで、幅広い世代や地域の方々から100名を超える応募をいただき、まちづくりへの関心の高さに身が引き締まる思いでおります。審議会の委員構成についても、男女の比率もほぼ同数となる見込みであり、新しいまちの姿を市民の皆さんとともに考える体制が整いつつあります。素案については、審議会にて調査審議していただくとともに、議会にも順次ご報告させていただくこととしておりますので、市民、議会、行政が一体となってこれからのまちづくりの指針づくりに取り組んでまいりたいと考えています。

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<三田市民病院改革に関する取り組みについて>

    次に、三田市民病院改革に関する取り組みについてであります。
    これまで、今後の人口減少や少子高齢化等を見据えた本市の地域医療体制を確保するための取り組みとして、令和元年11月に三田市民病院(三田市)と済生会兵庫県病院、神戸市の三者により設置した「北神・三田急性期医療連携会議」において、両病院の連携のあり方等について検討を進めてまいりました。昨年12月の会議では、済生会兵庫県病院から「単独で将来的に地域の基幹病院として急性期医療を維持・継続していくことは困難である。」との報告があったところです。そこで、北神・三田地域の将来的な医療需要及び医療提供体制や現在の課題等を踏まえて三者で協議を行い、済生会兵庫県病院と三田市民病院との再編・集約化も視野に入れ、当該地域の急性期医療を将来にわたって確保するための方策を検討するため、北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会を、神戸市と共同で設置することといたしました。これからも引き続き、市民の命を守る地域医療を持続的に確保することを第一義として尽力することをお誓いするとともに、適時適切に検討状況等について市議会、市民の皆さんに情報提供を行ってまいりたいと考えておりますので、議員及び市民の皆様のご理解を賜りたくお願い申し上げます。

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<中学校、幼稚園再編に関する取り組みについて>

    続きまして、中学校、幼稚園再編に関する取り組みについてであります。
    ご案内のとおり、少子化の影響により、幼稚園や小中学校において、子どもどうしが「学び合い、高まり合える」集団教育のメリットを生かしにくい状況になりつつあります。こうしたことを踏まえて、中学校及び幼稚園の再編について市民の皆さんにご提案をしたところでありますが、地域の活力の維持などの観点から様々なご意見を頂戴しております。
    いただいたご意見については、真摯に受け止めるとともに、教育委員会とも連携しながら、しっかりと対応することでご理解をいただけるよう努力してまいる所存であります。子どもたちは、まちの将来を担う大切な宝物であり、その健やかな成長を願っていることは、保護者や地域の皆さんと寸分の違いもありません。今後は、さらに意見交換の場を設けるなど、地域や保護者の皆様と建設的な議論を積み重ねる中で、より多くの皆様にご理解いただけるよう、丁寧に進めてまいりたいと考えており、改めて総合教育会議において教育委員会と課題を共有しながら今後の進め方などについて協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。

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【新年度予算】

 ≪財政状況≫

    それでは、引き続き、令和3年度の予算案の具体的な内容をご説明いたします。それに先立って、まずは、本市の財政状況について、議員並びに市民の皆さまにご説明申し上げます。
    本市では、新型コロナウイルスへの緊急的な対応としまして、昨年4月の三田市非常事態宣言以降、感染防止の徹底に取り組むとともに、市民生活や地域経済を下支えするための対策パッケージとして、総額20.3億円に及ぶ補正予算を切れ目なく編成し、国の特別定額給付金(予算額112億円)等もあわせて活用しながら、人と地域を守る取り組みに全力を挙げてきました。
    これらを受けた2年度の財政状況は、歳入のうち市税は175億円程度を想定しておりますが、感染症の長期化によりさらに落ち込む恐れがあります。また、普通交付税及び臨時財政対策債の合計額は引き続き減少が続き、一般財源収入の減少が見込まれる状況です。
    3年度の歳入は、2年度当初予算と比較し、個人・法人市民税において感染症の影響が本格化するなど市税全体で5.3億円の減収を見込んでいます。一方、譲与税・交付金及び地方交付税は合わせて微増を見込みますが、厳しい景気の反映から相当な下振れも懸念されるところです。
    3年度のまちづくりに目を向けると、依然続く新型コロナ危機に対しては地域社会への支援に万全を期すことはもちろんのこと、第4次総合計画の「成長から成熟」への取り組みを総括して次につなげるとともに、経年により変化したまちを再生し活力を取り戻す取り組みが必要です。さらには、コロナ終息後を見据え、地方への関心が高まる中で本市が埋没せず、郊外都市として優れた条件にある強みを最大限活用できるよう、新たなまちの姿に向けた環境づくりを、時機を逃さず進めていく必要があります。
    こうしたことから、3年度の予算編成に当たっては、感染症に適切に対応しつつ、課題である人口減少の緩和にもつながる、新たなまちの将来像を具体化する取り組みを重点的に行うことで、第5次総合計画に向けてのまちづくりを進めることとしました。その結果として、3年度予算では、歳入の先行きが不透明な中でもメリハリの利いた取り組みを可能とするため、財政調整基金から前年度を超える5億円を繰り入れて活用する予定としています。

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≪重点施策≫

    三田市が将来にわたって活力を維持し、全ての市民が豊かで安全・安心に暮らすまちを創出するためには、「地域の創生」、「まちの再生」、「人と人との共生」といったまちの成熟のための取り組みをさらに進めるとともに、時代を先取りした、本市がめざす将来像を積極的に示し、まちの魅力を高めることも欠かせません。
そこで、3年度予算は、「コロナを乗り越え、三田の再生をめざす予算~人口減少にも負けないまちへ~」として位置づけ、これから申し上げる4つの重点施策に取り組む予算としております。 

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(ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応)

    1つ目の重点施策は、「ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応」であります。
    感染症から地域社会を守り、回復に努めることで、市民の皆さんに安心を実感していただくとともに、コロナ後の社会の変化を踏まえて、スマートシティやリモートワーク都市など、将来に魅力を感じる持続可能なまちをつくる施策に取り組みます。
    まず、ウィズコロナの取り組みでは、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」として、小・中・特別支援学校や幼稚園、保育園、こども園、放課後児童クラブ等において感染防止のための衛生用品等を十分に整え、子どもたちの学びや育ちの場を安全に守ります。また、学校では、一人ひとりにきめ細やかな教育を行うための学習指導員の配置や、家庭でのオンライン学習に必要な通信回線の整備に対する支援を行います。福祉施設・介護施設に対しては、オンライン面会を行うための設備の整備や訪問サービスの継続、陰圧・換気設備の導入等に対する支援を行います。
    ポストコロナの取り組みでは、「さんだ里山スマートシティの推進」として、デジタルを活用したより暮らしやすいまちの仕組みをいち早く実現していくため、そのリーディングプロジェクトとなる、市ホームページのリニューアルなど情報発信の質の向上、市民センターなど市内でのリモートワークの促進、ICTを活用し複数の移動交通サービスを一連で利用できるようにするMaaS(マース)の推進、オンライン申請の充実等をはじめとするスマート市役所への転換などに着手し、進めていきます。
    また、このようなまちの将来性もあらためて伝えながら、都市と農村に近く、豊かな暮らしと新しい働き方が両立できるまちとして「さんだ移住・定住アクションプログラム」を積極的に推進することとし、3年度は、本市に定住し企業や活動を行う若者を増やす人材育成事業や、住宅ストックの流動性を高める住み替え相談事業を開始し、継続して充実を図っていきます。

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(地域の創生)

    2つ目の重点施策は、「地域の創生」であります。
    チャレンジできる仕組みを整え、まち全体に元気を生み出す施策に取り組みます。
    まず、「まちのブランド創造」として、年間を通して開催される様々なイベントを『食と文化でつなぐ四季の里・三田』のコンセプトで再編し交流人口の増加をめざすほか、全国有数の規模を誇る武庫川沿いの桜づつみ回廊について、市民全体の財産として活用を図っていきます。また、「産業の振興」では、第5次農業基本計画を策定し、本市の新たな農業振興と農村の再生を進めるほか、「文化・スポーツの充実」では、コロナにより延期され本年に開催されることになった東京2020オリンピック・パラリンピックが、本市においても夢や希望を育むことを期待し、あらためて聖火リレー等を実施します。
    「子育て支援」として、新たな認可保育施設開設までの間、増加傾向にある待機児童の速やかな解消を図るため、保育定員弾力化や新卒保育士の就職準備に対する支援を行います。そして、市民の皆さんの出産、育児に対する不安に寄り添い、安心して子どもを育てることができるよう、子育て世代包括支援センター(チャッピーサポートセンター)の3か所目の拠点を開設して切れ目のない支援を行うとともに、妊婦健康診査の充実や新たな産婦健康診査の実施等により三田版ネウボラ全体の充実を図ってまいります。「教育の充実」として、児童生徒1人1台タブレット環境を活用して総合型学習アプリを導入し、個別に最適化された質の高い教育を実現します。 

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(まちの再生)

    3つ目の重点施策は、「まちの再生」であります。
    各地域の特性を踏まえ、賑わいと潤いを取り戻す施策に取り組みます。
    「都市基盤の整備」等として、引き続き三田駅前Cブロック地区、福島地区での事業を推進するほか、相野地区、対中町地区、広野地区におけるまちづくり計画等の検討を行います。また、まち開きから30年以上が経過したフラワータウンのオールドニュータウン問題に抜本的に対応するため、調査研究に基づき再生ビジョンを策定します。
    「交通対策」では、地域特性に応じた持続可能な交通ネットワークを構築するため、地域外出支援おでかけサポート事業として市町村有償運送事業を導入するほか、MaaSの推進や次世代に向けた自動運転バスの実証実験に対する支援等を行います。
「環境の保全」として、飼い主のいない猫問題への市民の取り組みを支援するほか、新ごみ処理施設に向けた基本設計や生活環境影響調査などの取り組みを進めます。

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(人と人との共生)

    4つ目の重点施策は、「人と人との共生」であります。
    つながりを大切にし、心のバリアのない地域社会をつくります。
    「地域医療・介護」として、北神・三田地域における急性期医療の確保について検討するための委員会を神戸市と共同で設置します。また、増大する介護ニーズに対応して、事業者の介護人材定着を支援するとともに、認知症の方やその家族が日常生活の不慮の事故等からも安心して暮らせる社会をつくるため、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業を始めます。
    「健康福祉の充実」として、特定健診やがん検診等におけるWeb予約システムを導入するほか、健康管理アプリを活用した効果的な健康づくり事業を実施します。「安全・安心の確保」では、15m級はしご車を更新し、市民の安全を守る体制を充実させます。

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(公共施設マネジメント等)

    その他、昨年度から重点的に対応しています、次世代につなぐまちづくりを引き続き推進するため、学校・園その他公共施設やインフラ施設に係る機能や安全性の維持・確保に対して多くの取り組みを行い、将来にわたって持続可能なまちづくりを進めていくこととしています。
    最後に、2年度予算では社会の変化に合わせた「市役所サービスの充実等」についても重要課題としており、市広報紙のリニューアルや、ICT技術を活用した電子申請の充実、AI-OCRの導入、窓口キャッシュレス決済などに取り組み、協働の推進や市民満足度の向上を図ることとしています。
    また、次世代につなぐまちづくりに重点的に対応するため、学校・園その他公共施設やインフラ施設に係る機能や安全性の維持・確保に対して、より多くの取り組みを行うこととしています。
    これらの事業や取り組みを通じて、先人そして私たちがつくりあげてきた公共施設を利用、活用できることにより、次の世代の人たちが私たちと同じように、このまちを「住み続けたいまち」と思えるようなまちづくりを、市民の皆さんと行ってまいりたいと考えています。

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≪予算規模≫

    以上、重点施策等の主なものを申し上げましたが、これら施策を展開する令和3年度予算の規模は、一般会計が399億9,100万円と前年度比1.7%の増となっております。
    また、特別会計では5会計あわせて205億2,300万円と前年度比0.3%の増、企業会計は3会計あわせて214億3,072万円と前年度比3.6%の減となっており、会計ごとの独立採算を基本とした、施策・事業を着実に推進する予算としております。
    これら全会計を合わせた令和3年度当初予算の総額は819億4,472万円、前年度比0.1%の減となっております。

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【補正予算】

    続きまして、令和2年度補正予算についてご説明申し上げます。
    一般会計補正予算は、予算の年度内執行見込み等に基づき、増額又は減額するものでありますが、総額で1億8,942万円を減額するものであります。
    歳出予算のうち増額補正につきましては、公共施設マネジメントに係る積立て計画の前倒し分を公共施設等整備基金へ2億円、ふるさと納税を通じコロナ対策としてお預りしたご寄付をコロナに負けるな!さんだエール基金へ4,700万円、それぞれ積み立てるほか、市役所や市民センター等で感染症対策を徹底するための飛沫防止パネルの追加整備費として186万円など、18事業で7億9,399万円であります。
    一方、減額補正するものは、保育施設整備事業費、小学校施設改修事業費など、43事業で9億8,341万円の減額補正であります。
    歳入予算につきましては、地方消費税交付金の見込み減による1億8,500万円の減額、前年度繰越金の確定による3億7,495万円の増額などの補正であります。
    そのほか、令和2年度中に完了しない事業などを3年度に繰り越して行うための19件の繰越明許費、並びに、清掃施設整備事業費等の変動及び減収補てん債の発行に伴い市債限度額を変更する地方債補正であります。
    次に、特別会計でありますが、国民健康保険事業特別会計では、過年度収入精算返納金の発生等による3,260万円の増額補正、駐車場事業特別会計では、駐車場使用料の減による一般会計借入金との歳入組み替え補正、介護保険事業特別会計では、保険者努力支援交付金の交付による介護給付費準備基金繰入金との歳入組み替え補正、後期高齢者医療事業特別会計では、療養給付費負担金の精算による後期高齢者医療広域連合への納付金330万円の減額補正であります。

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 【条例案件、事件決議案件等】

    次に、条例案件でございますが、令和3年10月から、上水道使用料の料金体系を見直し、下水道及び生活排水処理施設の使用料を改定するに当たり、関係条例の一部を改正する「三田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」並びに「三田市下水道条例及び三田市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例」、市内の企業立地促進地区への企業誘致促進を継続するため、当該条例の失効期日を延長する「三田市企業立地促進条例の一部を改正する条例」など計17件であります。
    そして、事件決議でございますが、GIGAスクール構想の推進のため、現在未整備の教室に大型モニタ等を整備することに伴う「三田市立学校普通教室及び特別支援学級用大型モニタ一式の取得について」など計4件であります。
    最後に、専決処分事項の報告及びこれの承認を求める件であります。
    これは、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業及び同接種事業並びに時短営業要請事業者協力金に係る一般会計補正予算(第11号)として、総額1億4,124万円を専決したものであります。
    なお、今会期中に予算案件、条例案件、事件決議及び人事案件を追加提案いたしたく考えておりますので、ご了承を賜りたくお願い申し上げます。
    以上をもちまして、提出議案の説明を終わります。
    議員の皆様におかれましては、何とぞ慎重にご審議をいただき、適切なるご議決を賜りますようお願い申し上げ、提案の説明といたします。ありがとうございました。

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特によくあるご質問

お問い合わせ

  市長公室秘書広報課秘書係

住所:〒669-1595 三田市三輪2丁目1番1号

電話番号:079-559-5028

ファクス番号:079-564-6563

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