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かつて、まきやしば、炭などの燃料を得たり、採草地として利用されていた人間の生活と深い関わりを持った集落周辺の山を「里山」といいます。
「高平ナナマツの森」は、尾根筋のアカマツ林、集落の背後に広がるコナラ林、谷ぞいの植林、集落付近の竹林、ため池と水田で構成されています。これは、この地方の典型的な里山の風景です。
この里では様々な生き物がくらしています。ため池ではカワセミが獲物を狙っています。森の中からは、キツツキが木をつつく音が聞こえてきます。
春の森を彩るのは、ツツジやショウジョウバカマたちです。
ミヤマクワガタが現れる夏になるとカスミサンショウウオが棲むため池ではジュンサイやヒツジグサが花を咲かせ、心を和ませます。
青紫色したキキョウが咲く秋の森では、カケスやヤマガラたちが冬に備えてドングリを貯えています。
冬の落ち葉の下では、静かに虫や草花が春を待っています。
ここでは、四季を通じていろいろな出合いがあります。
さあ、森に入って目を凝らし、耳をすましてみてください。

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