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ホーム > 子育て・教育 > 教育 > 教育方針 > 第5回みんなで育てる三田の教育フォーラムを開催しました

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第5回みんなで育てる三田の教育フォーラムを開催しました

第5回みんなで育てる三田の教育フォーラム

平成23年8月20日郷の音ホール(三田市総合文化センター)で「第5回みんなで育てる三田の教育フォーラム」を開催しました。今年度は「人と人をつなぐ『ことばの力の育成』」をテーマに、市内の幼稚園・小学校・中学校による「ことばの力」を育む取組についての実践発表、三田市ゆかりの詩人「三好達治」生誕110年を記念して刊行した2冊の詩集の取組の発表に続き、元NHKアナウンサーで現LLP(有限責任事業組合)「ことばの杜」代表の山根基世さんに「もう一度考えたいことばの力」と題してご講演いただきました。参加いただいた750名の皆さんとともに、学校・家庭・地域・行政が協力しあって、三田の子どもたちをよりよく育てることの大切さについて考える一日となりました。

フォーラム2三田小

実践発表「人と人をつなぐ『ことばの力』の育成~学校園の取組から~」

市内の学校・園を代表し、松が丘幼稚園、三田小学校、狭間中学校の取組について発表がありました。松が丘幼稚園戸出教諭からは、「つなげよう!!~体験を通して豊かな“ことば”を育む~」と題し、遊びに没頭する子どもたち同士のかかわりの中から豊かなことばが生まれていく様子、また教師の意図的な支援によってその言葉が確かなことばとなっていく様子が紹介されました。続いて、三田小学校髙木教諭からは、「地域で学ぶ子どもたち~心に響く三好達治の詩~」と題し、4年生の総合的な学習の時間「三田の偉人に学ぼう」の取組を中心に、三田小学校に残る三好達治の足跡について学び、さらに国語や音楽に発展させて学習を進めていった様子が紹介されました。最後に、狭間中学校町田教諭からは、「各教科における活きて働くことばの力の育成に関する研究」と題し、特に、「活きて働くことばの力」は「ことばの活用力」であるととらえ、さまざまな学習場面において「書いてまとめる場」「発表により伝え合う場」の充実に取り組んでいる様子が紹介されました。三田の子どもたちが生活や学習の中で、着実にことばの力を育んでいっている様子が伝わってくる3校園の発表でした。

松が丘幼狭間中発表

三好達治生誕110年記念「三田子どものための三好達治名詩選集柿の花」「三田少年少女柿の実詩集」の取組より

三田市教育委員会では、三田市ゆかりの詩人「三好達治」の生誕110年を記念し、2冊の詩集を刊行しました。「柿の花」詩集は、市内の小中学校教員等で組織する「三好達治研究会」により、三田で学ぶ子どもたちが、地域の先人の作品を味わい、親しみをもつとともに、この地で学ぶことに誇りをもつことや自分の思いを表現することで言葉を磨くことを目的として作成しました。「柿の実」詩集では、市内の子どもたちを対象に自作の詩を募集し、寄せられた229点編の中から「柿の花賞」「佳作」に選ばれた39編を紹介しています。当日は、「三好達治研究会」顧問である同志社大学講師遠藤瑛子先生による講評後、「柿の花賞」を受賞した代表4名のみなさんにステージ上で自作の詩「ねえ かもさん」「お空」「くつずれスイッチ」「ゆうわく」をそれぞれ朗読していただきました。

会場の参加者からは、「子どもたちの詩に心洗われ、『生きる力』をもらいました」「短いことばの中にたくさんの思いが込められているのを感じ、心が温かくなりました」等、称賛の声をいただきました。

詩の朗読1foram1

詩の朗読3詩の朗読4

  

山根基世さん講演「もう一度考えたいことばの力」

子どもたちのことばを育むことがなぜ重要なのでしょうか。山根さんは「今の子どもたちは、地域社会の崩壊に伴い、親や先生以外の大人とことばを交わす機会が少なくなっており、人との関係の中で話しことばを身につけることが、とてもむずかしい時代。自ら人との関係を上手く築くことができない原因の一つとして、ことばの力の欠落が考えられる。だからこそいろいろな世代の人が子どもと関わり、温かい関係の中でことばの力を育んでいくことが重要。」と話されました。また、「ことばの杜」を設立し、朗読会や教材開発、指導者支援など子どもたちのことばを育てる活動に取り組む目的を、「自分の目できちんと世の中を見渡し、自分の頭でものを考え、社会で自由に発言できる子を育てること」とし、幼い時から本を読む、物を考えるくせをつけることの大切さについて語られました。「ことばは単なる道具ではない。人の根源を支えている大きなものです。」との山根さんの言葉から、「ことばの力」に対する強い想いが感じられ、私たち大人の役割について深く考える機会をいただきました。

「ことばの大切さを感じました。よりよい世の中にかわっていく力になることなんだなと思いました」「幼年期時代にたくさんのことばを育てることは、大人になってから自分を磨いていく基礎になることもよくわかりました」「ことばの力を信じて、それが生きてはたらくように子どもたちの力をつけていきたいと感じました」等、参加者からもたくさんの感想が寄せられました。

 yamane1山根さん2

 

 




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