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市では、生ごみ処理容器等を購入される方に助成金を交付しています。
今回、電動式生ごみ処理機でできた処理物の有効な使い方についてご説明します。
電動式生ごみ処理機には2つのタイプがあります。
乾燥式、バイオ式の処理物は、どちらも使い方によってそのまま使える場合と使えない場合があります。
そのまま使えないのであれでは、「ホームセンターなどで培養土を買ったほうが良いのでは?」と疑問をもたれる方もおられるかもしれません。
でも、培養土にも元肥を入れることがほとんどですから、その元肥の替わりに処理機でできた生成物を有効に活用することができます。
では、どんな使い方が有るのでしょうか?
乾燥式でできた処理物は、生ごみを乾燥させて細かくしたものです。
ですから、これに水分が加わりますと元の生ごみを細かくしたものに戻ってしまいますので注意が必要です。
乾燥式の電動式生ごみ処理機でできた処理物をプランターや植木鉢で利用する方法です。
ここではプランターを例に説明します。
1. 土と処理物を混ぜ合わせる
プランターに入れる土の容量に対して約5%(20分の1)の量の処理
物を入れて、土と処理物が良く混ざるよう十分にかき混ぜます。
例)15リットルのプランターの場合
750ccの処理物(紙コップ4杯弱)
2. 寝かせる
何もしないで2~4週間ほど寝かせます。
この時、保管する場所は次のことに注意してください。
○風通しが良いところ
○雨水がかからないところ
長く寝かすほど良い土が出来上がります。

3. 花の苗や種を蒔くきます。
ポット苗の場合は、ポットの土とプランターの土が同じ高さになるか、苗
の土が少し沈むくらいにしてください。
種を蒔く場合は、プランターに約2~3cmの土を被せ(覆土)たその上
に種を蒔いてください。
4. みずやり
庭のガーデニングなどでは、処理機でできた処理物をそのまま土にかき混ぜて自然の肥料として活用できます。でも混ぜすぎは禁物ですから注意しましょう!

1. 土の掘り起こし
植物の周りの土を掘り起こします。
この時出来るだけ根の近くは避けることが重要です。
根に近いと根腐れをおこす可能性がありますので注意してください。
2. 土と処理物を混ぜ合わせる
掘り起こした土にできた処理物を加えて良くかき混ぜます。
良く混ざったものを掘り起こした所に戻します。
そして、その上に2~3cmの土を被せます(覆土)。
3. 水やり
水ををやります。
夏場は約2週間、冬場は約1ヶ月ほどで肥料の効果が出てきます。強く生ごみのような臭いがするときは生成物の混ぜすぎです。
もう一度掘り起こして土を混ぜましょう。
家庭菜園で元肥として使うことができます。
1. うねづくり
うねを作り、中央に深さ15~20cmの溝を掘ります。
2. 土と処理物を混ぜ合わせる
掘り起こした土とできた処理物を良くかき混ぜます。
溝の底に1cm程度の厚さで処理物を混ぜ合わせた土を敷き詰めます。
3. 土を被せる
その上に、5cm程度処理物を混ぜていない土を被せ(覆土)て、その上に
植物を置きます。
4. 注意すること
○処理物と土を混ぜたものに根が触れないように注意してください。
○根腐れをおこす場合があります。
○植物の根元の上に処理物の混ざっていない土を被せることで防ぐことが出来ます。
家庭菜園では追肥として使うことも有効です。
できた処理物を植物の株と株の間に薄く蒔き、上に土を2~3cm程度被せます(覆土)。
その後散水してください。
時間があるときは、完熟堆肥を作ると栄養価の高い堆肥になります。
完熟堆肥は、野菜の栽培などに有効です。
化学肥料の場合は入れすぎると作物の生長に大きく影響してしまいますが、化学肥料と違って完熟堆肥は完全な有機肥料ですので、入れすぎても安心です。でも、その分効果もゆっくりと現れてきますので辛抱が必要です。
完熟堆肥の作り方は、この下「バイオ式で出来た処理物の使い方」を参照してください。
ただし、乾燥式の生成物を完熟堆肥にする場合の土との混合比率はバイオ式と異なりますので注意してください。
乾燥式の場合、土に対する生成物の割合は土100に対し生成物50(2分の1)となります。
バイオ式の生ごみ処理機は、温風で生ごみを乾燥し細かくする乾燥式の生ごみ処理機とは違い、好気性(空気を好む)の微生物によって生ごみの有機物を分解し、最終的には有機物を二酸化炭素と水にしてしまう方式です。
バイオ式は、生成物の二次発酵が必ず必要となりますが、ほとんど完全な堆肥に近い状態となります。
また、微生物の力を借りて有機物の分解を行うので、電気の使用量が少なくなり乾燥式に比べランニングコストが安くなります。
なお、定期的に必要とする基材の購入を要しますが、交換の時期も長く(中には交換の必要のない物もあります)お手入れも比較的簡単です。
乾燥式と異なり、バイオ式は微生物を使って分解しますので、機種ごとに生成される処理物の成分が異なります。
そのため、生成物と土の混合比率については生成物の成分によって変わりますので、必ず取扱説明書に記載してある比率を守ってください。
完熟堆肥を作るのに使用するのは、プランターや発泡スチロール、ダンボールを使う方法がありますが、ここでは三田市の指定袋の中で燃えないごみ専用の指定袋を使った方法を説明します。
1. 土と出来た処理物を混ぜ合わせる
まずできた生成物と土を取扱説明書に書いてある比率で混ぜ合わせます。

2. 袋の穴あけ
三田市指定の燃えないごみ専用、又はペットボトル専用のごみ袋に穴を複数空け
ます。
これは、好気性微生物(空気を好む)を使っていますので、空気が入る穴が必要
となります。
3. 湿らせる
混ぜ合わせたものを袋に入れて、「ちょっと湿ったかな?」という程度に散水します。
4. 保管
袋の口をしっかりと閉じて保管します。
この時、保管する場所は次のことに注意してください。
○直射日光が当たらないところ風通しが良いところ
○雨水がかからないところ
夏場では約1ヶ月、冬場では約3ヶ月ほど寝かせると良い完熟堆肥が出来ます。
できた完熟堆肥は、土と半分ずつ混ぜて使うと良いでしょう。
バイオ式でできた生成物を完熟堆肥にしないで使う方法もありますが、その使用には注意が必要です。
電動式生ごみ処理容器でできた生成物を利用する方法について説明しましたが、機種によって出来る生成物の成分などが異なりますので、必ず製造メーカーの取扱説明書に従って利用してください。
また、不明な点があれば、取扱説明書に書いてある「お客様相談」にお問い合わせください。
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