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むかし、桑原の欣勝寺にいた絶海上人は若い娘に姿を変え、すすり泣く大蛇の話しを聞いてやりました。若い娘は夫に裏切られ、池に飛び込んだが怒りや悔しさが忘れられずに、大蛇に生まれ変ってしまったのです。上人がやさしく諭すと「干ばつの時に、私の頭の骨を外に出すと、きっと雨を降らせましょう。」と言って安らかに成仏しました。上人は頭の骨をお寺の宝物として厨子に納めました。その後、干ばつの年に大蛇の頭を厨子から出すと、てきめんに雨になったそうです。
イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より
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