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九鬼のお殿様は、貴志の御霊神社にある「茶臼石」が気に入り、家臣に命じてお城の庭石にした。
しかし夜になると、女のすすり泣くような声で、「貴志へ帰りたい。貴志へ帰りたい。」という声が聞こえてくるようになった。
気味悪くなった殿様は、その石をきれいに清めて、元の場所へ返させたところすすり泣きは聞こえなくなったという。
そのことから、茶臼石のことを「夜泣き石」と呼ぶようになったそうだ。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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