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時の十倉城主・森本道賀(みちが)は、奥方を赤松氏の一族から迎えていた。
そのうち「奥方は敵方の回し者らしい」という噂が広まった。無実の疑いをかけられた奥方は強く否定したが、逆上した道賀は奥方の首をはね、首と胴を別々に埋めた。
その後、首塚や館に亡霊が出はじめた。奥方の夢にうなされ自分の仕打ちを悔いた道賀は、首と胴を一緒にして丁寧に弔(とむら)った。
それからは亡霊が出なくなり、もとの平和な十倉に戻ったという。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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