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昔、尼寺(にんじ)の川に1メートルを超えるガタロ(オオサンショウウオの仲間)のガタロンが 住んでいた。
ある日、村人達のところにやってきて、「天に上ろうと思う」と言った。 危ないので、村人達は止めた。
そうしたら、ガタロンは「わたしが『天へ上がるぞ』と言ったら『危ないぞ』と言ってくれ」と頼んだ。
村人たちは仕方なく引き受けた。「天へ上がるぞ。」「危ないぞ。」「天へ上がるぞ。」「危ないぞ。」・・・・・・。
ガタロンと村人達は夕暮れまで何千回も言い続けた。やがて陽がくれて、ガタロンは暇つぶしができたと満足して、川下へ帰って行った。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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