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福島の里にいくつものくぼみのある「十三べんギリギリ岩」がある。
昔、福島の地では三年も水不足になり、村人達は川の水を堰き止めようと、岩にくぼみを彫り横木をはめ込んだ。この堰が出来てから日照りが続いても不作になる事はなかった。しかし、何年かすると堰き止めていた木が朽ちて「ギリギリギリギリ」ときしんだ。この堰はなんと十三べんも切れたそうだ。その度に村人は堰を作り直した。
これが「十三べんギリギリ岩」とくぼみのいわれだそうな。
イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より
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