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400年前の三田のお城の殿様は山崎左馬介といいました。
左馬介には天球院という、美しくて強い奥方がいました。秀吉が亡くなった後、豊臣の家来でいるか、徳川につくかで迷っていた殿様に、徳川方につく決心をさせました。
天球院は大阪城下にある兄の屋敷に残された奥方と若君を救う為、「奥方が病であるので有馬の湯で湯治をさせる」として無事皆を三田に引き上げさせました。天球院の兄の奥方は徳川家康の姫だったので、家康は知らせを聞き喜びました。関ケ原の戦いに勝利した後、左馬介は大名に取り立てられました。
イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より
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