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昔、豊前国宇佐(大分県)の菱潟地に神童子が現れ、「我こそは、八幡大菩薩である。どんなことでもできる神通力を持っている。」と言って白馬に飛び乗り、八流(はちる)の幡をなびかせ東の空をかけ廻っていた。
ここ摂津の有馬郡本庄の上空を飛んでいると、下から紫色の雲が昇って来た。童子はここは絶好の地と舞い降りた。
そして、「我こそは宇佐八幡の大神なるぞ!」と大音声(だいおんじょう)をあげた。
村人は大変おどろき、また、よろこびました。宇佐から駒で来られたというので「駒宇佐八幡神社」としておまつりした。
村には「大音所(おおおんじょ)」「幡尻(はたじり)」「弊島(へいのしま)」「幡石(はたいし)」「鈴石(すずいし)」など、字名(あざな)がある。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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