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奈良に都があった頃、行基という坊さんが、諸国をまわって修行されていた。
川除(かわよけ)を通られた時、村が洪水に悩まされていることを聞かれ、治水工事をすすめられた。
「松山のゆ」をつくって用水路を引いたり、川を遠ざけて、洪水から村を守るようにされた。
このことから「川除」の地名が起こった。
また、福島では、少し日照りが続くと、水がかれて米ができないことがよくあった。
そこで谷川をせき止めて、池を造られた。そのおかげで、どんなに日照りが続いても水を流すことができ、米ができるようになった。
福島は米がよくでき、農民の暮らしは豊かになり、幸せになった。
それでこの村を「福ノ島」、この池を「福島大池」と呼び、人々に親しまれるようになった。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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